スズキクロスビースペックまとめ！1Ｌ3気筒直噴ターボエンジンとセーフティサポートが優秀！

 

今話題のスズキクロスビー、そもそもクロスビーとはどんな車なのでしょうか？

カタログスペックは？

HYBRIDにMXとMZがあるらしいけれど、その違いは？

１リットルなのに1.5リットル相当のパワーを発揮するエンジンってどういうエンジンなのでしょう？

などなど、クロスビーに関するスペックを総まとめしたいと思います。

クロスビーはどんな車なの？

引用：https://minkara.carview.co.jp/car/suzuki/xbee

スズキクロスビー(Xbee)は、2017年12月25日にデビューしたクロスオーバーSUV車です。

スズキによると、クロスビーは

使いやすく広い室内空間を持つワゴンとSUV（スポーツ用多目的車）の楽しさを融合させた新ジャンルの小型クロスオーバーワゴン

として開発されたそうです。

クロスビーの語源は”X(crossover) to BE Exciting”からきています。

ワクワクしながら、日常を超えるドライビングを実現したい、そういうコンセプトで開発されました。

力強いSUVとしてのスペックを維持しつつ、広い室内空間を確保したワゴンとしての特徴も併せ持って生まれたクロスビー、はたしてそのカタログスペックはどうなっているのでしょうか？

クロスビーのカタログスペック

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/

ここで、クロスビーのカタログスペック等についてわかりやすくまとめてみました。

ボディサイズ、エンジン、ハイブリッドシステム、4WDシステムについてご紹介します。

ボディサイズ

全長(mm)	全幅(mm)	全高(mm)
3760	1670	1705

これをみて、「クロスビーは思ったよりコンパクトだな」と思ったのではないでしょうか？

車両重量ですが、2WDならば960kg, 4WDならば1000kgとなります。

乗車定員は５人です。

よくクロスビーは軽自動車のハスラーの大型版と表現されますが、ハスラーのボディサイズは3395×1475×1665ですから、確かに全体的に大きめになってます。

ただ、クロスビーはコンパクトカーなので、そもそもまるで違う車ですので、単純には比較できません。

エンジンスペック、パワートレイン

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/

燃費効率とパワーを両立させたK10C型ブースタージェットエンジンが採用されています。

後述しますが、1.0リットルの直噴ターボですが、自然吸気換算で言いますと1.5リットルのエンジンと同等の高い出力とトルクを実現します。

直列3気筒インタークーラーターボに加えて、マイルドハイブリッドを採用し、燃費とパワーの両立を実現します。

エンジンの最高出力は73kW/5500rpmで、最大トルクは150Nm/1700~4000rpmとなります。

トランスミッションはすべて6速ATです。

マイルドハイブリッドシステム

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/performance_eco/

クロスビーはスズキのマイルドハイブリッドシステムを採用しています。

発電効率の高いISG（モーター機能付発電機）を用いて、減速時のエネルギーで発電します。

得られた電力は、専用リチウムイオンバッテリーに充電されます。

充電した電力で加速時にアシストするシステム、これがマイルドハイブリッドシステムです。

4WDシステム

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/performance_eco/

４WDシステムは、以下の４つの路面状況に応じて、スイッチ１つで運転モードを切り替えることができます。

• スポーツ：高いトルクを維持し、エンジン回転数を高めにキープすることにより、スポーティーな走りを実現します
• スノー：逆に必要以上のトルクを押さえ、雪による空転を避ける運転モードです。アイスバーンにも向いてます。
• グリップコントロール：同じ空転回避でも、こちらはぬかるみなどの場合。スムーズな発進をサポートします。
• ヒルディセントコントロール：hill（丘）descent(降下）ということで、急な下り坂でブレーキがなくても時速7キロをキープして降りることができます。

燃費

JC０８モード燃費でいうと、2WDは22.0km/L, ４WDは20.6km/Lと言われています。

実燃費は、2WDで15~17km/L, 4WDで12~15kW/Lと言われていますが、もちろん、様々な路面環境や運転の仕方によってもぶれますので、一概にはいえません。

整備された市街地で丁寧なドライビングに心がければ、実燃費もかなりJC08モード燃費に近づくこと可能性があります。

クロスビーHYBRID MZ

クロスビーにはHYBRID MXとHYBRID MZの２つのグレードがあります。

HYBRID MXの上位グレードがHYBRID MZとなります。

多くの性能はMXとMZで共通しますが、いくつか、上位グレードのMZにのみ搭載されている装備がありますので、下記に紹介します。

• 安全装置
  • スズキ　セーフティーサポート
  • LEDヘッドランプ・ポジショニングランプ・フロントフォグランプ
• 快適装置
  • ステアリングオーディオスイッチ
• 運転席
  • 革巻きステアリング・シフトノブ
• インテリア
  • ギアシフトパネル・インパネサイドキャップ
  • パーソナルテーブル
  • メッキインサイド
  • ドアトリムクロス
• シート
  • 撥水加工シート
  • シートパイピング
  • 防汚タイプラゲッジフロア
• 収納スペース
  • 助手席シートバックポケット
• エクステリア
  • カラードアハンドル
  • LEDサイドターンランプ付ドアミラー
  • IRカット機能付フロントガラス
  • プレミアムUV＆IRカットガラス

上位グレードのMZとあって、やはりこれだけ多くの装備が完備されているのはとても魅力的に思えますね。

下位グレードのMXとの値段差も考慮してどちらがより良いのか考えるのも楽しいですね。

クロスビーHYBRID MX

下位グレードになるHYBRID MXですが、基本的なスペックは上位グレードと共通となります。

ボディサイズやエンジン性能（最高出力、最大トルクなど）、トランスミッションはどちらのグレードも共通です。

そして、MZと比較すると、価格で言うとMXのほうが２０万円以上安くなります。

この20万円の差を装備と照らし合わせて高いととるか安いととるかは悩むところでもありますね。

	駆動方式	燃費(JC08モード走行）	車両価格（税込）
HYBRID MX	FF	22.0km/l	176万5800円
”	4WD	20.6km/l	190万8360円
HYBRID MZ	FF	22.0km/l	200万3400円
”	4WD	20.6km/l	214万5960円

 

1.5L相当のパワーを発揮する直噴ターボエンジン

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/performance_eco/

クロスビーのエンジンはK10C型ブースター ジェット エンジンです。

1.0L直列3気筒DOHC直噴ターボエンジンとマイルドハイブリッドを組み合わせた新しいパワートレインとなっています。

1.0L直噴ターボですが、1.5L自然吸気エンジンと同等の高いエンジン出力、高いトルクを実現します。

そのため、見た目の小柄さ以上によく走り、もちろん高速道路や山道も快適に走れる車が実現しています。

 

スズキセーフティサポートが優秀

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/

クロスビーは、スズキの誇る予防安全技術「スズキセーフサポート」を採用しています。

予防安全装置には以下のような機能が用意されています。

• 車線逸脱警報機能
• ふらつき警報機能ハイビームアシスト
• 全方位モニター用カメラ
• デュアルセンサーブレーキサポート
• 誤発進抑制機能
• 後退時ブレーキサポート
• 後方誤発進抑制機能
• 軽量衝撃吸収ボディー TECT［テクト］

 

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/

特に「後退時ブレーキサポート」は、スズキの小型車としては初の搭載となります。

こうした予防安全技術「スズキセーフティーサポート」を搭載したクロスビーは、2017年度JNCAP予防安全性能アセスメントで最高ランクのASV++を獲得し、その優れた安全性が高く評価されました。

さらに先進技術として、そもそも危険な状況にならないようにするための技術として、次のような機能が用意されています。

• 先行車発進お知らせ機能
• ヒルホールドコントロール
• 車両走行安定補助システム

以上の様なセーフティサポートが充実しているため運転があまり得意ではない女性の方や、高齢者の方でも安心して運転できるようになっています。

まとめ

いかがだったでしょうか？

スズキのクロスビーの特徴は何といっても、1.5L相当のパワーを発揮する直噴ターボエンジンとマイルドハイブリッドシステムの組み合わせで実現された、燃費とパワーの両立にあるといえるでしょう。

問題は、HYBRID MXとHYBRID MZとどちらのグレードにするか、悩ましいところです。

確かに下位グレードのMXのほうがMZよりも２～３０万は安くなります。

しかし、前述のように、上位グレードではあの「スズキ　セーフティーサポート」などが標準装備されてます。

そのことを考えると、正直上位グレードのHYBRID MZのほうがおすすめと言わざるを得ません。

事実、現在上位グレードのHYBRID MZのほうが人気だということです。

クロスビー購入の際は、一度これらの情報を参考に検討していただけたらと思います。